上手いな星野リゾート。大阪進出の巻

認知的不協和。

有名すぎる話だが、自身の中で矛盾する複数の認知を覚えた時に抱くモヤモヤ感のようなものだ。(米心理学者レオン・フェスティンガーが提唱)

さらに、多くの人はこのモヤモヤ感をどうにかして解消したがるものでもある。


さて、星野リゾートの大阪進出が話題沸騰中だ。

Twitterでもランクインしていたが、『あの星野リゾートが、あのエリアに、なぜ?』という気持ち悪さを覚えるゆえだろう。


あのエリアという意は数多のツィートが物語っているのだが、たとえばこういう類だ。

『星野リゾート、やめとけ』、『なんて無茶な』、『日本人は誰も行かないぞ』的な。


ふむ。大阪を知らない人でもお察し頂けただろう。建設予定地はJR新今宮駅の北側(通天閣近く)辺りなのだが、高級とは正反対の、いや、ディープな荒れたエリアなのだ。(周辺には100円単位で泊まれるホテルらしきものがあったりと)


それにしても上手いな。星野リゾート。多くの人がプロモに参加してくれている。という印象だが、海外にも同じような立地条件、環境下で成功している高級ホテルもあることから、この手のノウハウにも自信があるのだろう。

やや余談的だが、この認知的不協和的な手法は古くから使われている。ビジネス界の老舗的に。


たとえば、営業(販売)マンからこう言われたらどう感じるだろう。『あなたはウチで買わない(利用しない)方が良いですよ』と。おそらく、『え?なんで?』となり、その理由を知りたがる人が多そうだ。

広告系も同じで、ようするに『なんで?』という気持ち悪さ、ストレスを抱いてもらうための手法でもあるのだ。


なんせ、人は矛盾という類の生む感情が嫌なもので。解消したがり、さらなる情報を求める傾向があるゆえアクセスをするみたいな。


そういえば。消臭力のCMもそういう意図なのかなあ。ずっと以前から感じるのだが、西川さんと外人の男の子、諸々と、『なんで?』がいつも駆け巡るのである。個人的には。