PDCAサイクルを簡単にするコツ(その1)の巻

PDCA。

ビジネスパーソンの誰もが、いや、多くがその重要性を知るものだ。ビジネスシーンの代表作的でもあるからな。


一方、このサイクルが機能不全な現実もまた、周知の通りだろう。とはいえ、その多くの原因は分かりやすい。そして、解決策も簡単だったりもする。実のところ、関連書籍に書かれているほど難解ではないのだ。

PDCAサイクルが機能不全になる理由

まず、原因は「P」にある場合が多い。「なにをしたいか?」というスタートが不確かなのだ。なので、Dも曖昧になり、Cに至ってはやりようがない。という状態に陥りやすかったりと。


たとえば、何でもかんでもテンコ盛り的な販促ツールはその典型だ。巷でよく見かけるけれど、きっと、制作過程でこうなるのだろう。『あ、ついでにこれも載せたい。あれもご案内したい』というように。

そう。いつの間にか、どれかに当たればラッキー的になるというか。とはいえ、気持ちは分かる。あらゆるもの、こと、を知ってもらいたいと切に願うわけで。


さて、PDCAを簡単にするコツだ。

その一つは、まずラスト(目的・意図)を確かに決めること。さらに、それをPに据えれば、検証も修正もしやすい。


たとえば、販促物系で『メルマガに登録して欲しい』をラスト=Pにした場合、キャッチ(言葉)とストーリー(文章)を創るというDを行う。そして、登録率を検証=Cする。

これが一連のフローだが、もし期待するほどの登録率ではないのだとしたら、次回へ向けて修正=Aすれば良い。キャッチ(言葉)とストーリー(文章)を。さらには構成も。


やや余談的だが、販促物系はラスト毎に分けて創る方が読者(お客さん・生活者)の反応が良いし、PDCAサイクルも簡単になる。

ツール自体を分けても良いし、ページ毎に分けても良いのだが、1つにテンコ盛りにしないことがコツだ。


プロモーションのラストとKPI

プロモーション全体から眺めると、販促物系のラストはそのKPI(定量的に検証する指標)になりやすい。途中のチェック機能のことだが、たとえば、「自社(自分)のファンを創る」という全体像(プロモのラスト)の場合、メルマガ登録率はそのひとつの指標になる。

ブログもSNSもそうだが、各々のPDCA(=KPI)、さらにその集合体はプロモのラストを左右するほど超絶的に大事なのだ。(ここをサボると、何となく的な、都合の良い思い込み的な、そういう曖昧領域を抜け出せないことになりやすい)


余談ついでだが、ツールのせいにしないことも大事だよ。

たとえば、よろしくないメルマガ登録率を見て、「今時、メルマガなんて古いんだよな」、「もうウケるツールではないのだ」という整理をすると、PDCAは秒殺的になる。

というか、そもそもツールとは所詮ツールなわけで、ラスト=Pがあってのキャッチ(言葉)、そして、ストーリー(文章)次第では輝くものだし、錆びれるものでもあるのだから。


とはいえ、上手く行かなくても大丈夫。誰だって、どんなものでも、最初からすんなりとは行かない。ようするに、ブラッシュアップを繰り返せば良いだけだから。もちろん、そこにある地道な努力はあなたを絶対に裏切りはしない。