各々の楽しみ方がある、成熟社会ニッポン

左ハンドル。

車のことだが、日本の公道では運転しにくい。

稀に代車として左ハンドルを操縦することがあるのだが、なんせ左側通行なもので。右ハンドルが理に適っているわけだ。


ところが、左ハンドル愛好者もいる。不機嫌そうに運転しているのかと言えば、聞く限り、見かける限りはそうじゃない。むしろ気分良さそうに、たまに満面のドヤ顔な人もいるぐらいで。


ようするに、そのスペックの意味するところの価値は、十人十色なのである。

そういえば。ここ数年、スタバ人気に陰りがみえている。

『2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)』のカフェ部門を開ければ、顧客満足度の1位はドトールだ(2年連続)。

さらに、2位はタリーズとベローチェ(同スコア)で、スタバは4位だった。(サービス産業生産性協議会より)


1杯220円のドトールブレンドだが、1杯100円のコンビニコーヒーも負けていない。さらには、サードウェーブ勢のコメダ、星乃珈琲、ブルーボトルも含めバトルロイヤル化しているコーヒー業界だが、これまた十人十色なのだよね。ゆっくり飲む派、ささっと飲む派があったり、コスパ重視派、単価重視派がいたりと。


あなたが取り扱う商品(サービス)は、いかがだろうか。

競合他社に劣らず、いや、むしろ優れているかもしれないが、とはいえ、みんな同じだろ?と言わんばかりに画一的な価値の伝え方をしていると、本当は好んでくれる人を逃がしてしまうことにもなるだろう。


ふむ。非効率や無駄を楽しむ派もいるわけで、成熟社会なんだな。ニッポンは。