PDCAとは絶対王者ではなく、時として絶対弱者
PDCA。
周知の通り、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の繰り返しにより、本質的な問題を改善、精度を高める方法だ。
たとえば、問題点を言葉化してアプローチする。さらに、重要度のグループ分け(長期的、中期的、短期的)、さらに拡大性や緊急性を加えたりして。
リーダーや管理職の方の関心事でもあり、企業組織にとって重要なテーマの一つに違いない。講師を招いた社内研修も行われているわけで。
その他、関連書籍も数多。ようするに、ビジネスシーンでは絶対王者的な存在だろう。
ところがである。これまた周知の通り、巷では機能しない実態が溢れている。とはいえ、手法そのものが難しいかというと、そういうわけでもないのだが。
やや余談的だが、ボクが講師を務めさせて頂く際も役職員のみなさんは的確に本質的な問題を分かっていらっしゃる。
ようするに、定性、定量分析などは不要なほどシンプルな話であり、PDCAの対象となる第一順位へのコンセンサスは、すでに組織内にある場合が多いと思うのだ。どの組織でも。
実は絶対王者ではなく、時として絶対弱者
PDCAのロジックは王者に相応しいものだろう。シンプルかつ合理的で生産力も計り知れないほどである。
とはいえ、機能しなければ宝の持ち腐れというか。王者からの格下げは免れまい。さらに、本質の改善よりも遥かに優先度が高いものがあれば出番さえなかったりもするだろう。
上司が何を求めているかにもよるよね。なんせ上司に怒られたくないと願うのはサラリーマンの宿命なわけで。人事評価にも関わるわけで。
本質的な問題へのコンセンサスはある。組織内の誰もがそれを十分に理解されている。しかし、PDCAの対象にはならない。そういうケースは多いのではないだろうか。
いや、『なぜPDCAサイクルが回らないのか』が問題ではなく、『なぜ対象にならないのか = 本質に対し本気になれないのか』。この辺りに最大の問題があるケースは多そうだ。
ふむ。これからも激しく傍観してみよう。強弱を併せ持つ、絶対王者の行方に。
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